輪切りのテーブル

仕事から帰ってきたら、我が家のテーブルが新しくなっていて、びっくりしました。

今までは長細いローテーブルを使っていたのですが、居間にあったのは大木を輪切りにしたものをそのまま使った、丸型のローテーブルです。直径は2メートル近くあって、どれだけ大きな木だったのかが分かります。
輪切りのテーブルは高いと聞いたことがありますが、本物をうちの中で見るとは思いませんでした。工芸品というイメージがあったので、どこかの民芸品コーナーによくあるなぁと思っていたくらいです。
父に、なぜこのテーブルにしたのか尋ねたら、安く手に入ったからと答えました。だからと言って、あまり居間に馴染んでいないようにも思います。
しかも、いびつな丸い形は、座る位置が難しい。ベストポジションを探すまで、なんだか落ち着きませんでした。それを感じていたのはわたしだけではなかったようで、輪切りテーブルは居間から座敷へと移動されました。

居間には、以前と同じテーブルが鎮座しています。